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チタンカトラリー 比較 2026|スポーク・スプーン・フォーク 重量と用途で選ぶ

アイキャッチ画像はAI生成画像を使用しています。

8月の仙丈ヶ岳テント泊に向けて、装備の軽量化を検討。 クッカーを検討後に残った課題が、カトラリーだった。スプーンとフォークを2本持ち続けるのか、スポーク1本にまとめるのか——その問いをきちんと整理したことがなかった。

登山のカトラリーは、重量に対する意識がはっきり出るギアだ。単価が低いからこそ「とりあえず」で済ませやすい。だが形状の選択で、重量差は最大25g以上変わる。

この記事では、チタン製カトラリーを「形状」と「重量」の2軸で整理する。スポーク・スプーン・フォーク別体、各カテゴリの代表製品を比較した上で、用途ごとの結論を出す。


この記事について

対象読者: テント泊登山またはULハイキングで使うカトラリーを見直したい人。現在スプーンとフォークを別々に持っていて、軽量化の余地を探っている人も含む。

扱う内容: - チタンカトラリーの形状分類(スポーク系一体型 / スプーン+フォーク別体) - 4製品の重量・素材・用途比較 - 用途別の選び方

各製品のスペックはメーカー公式情報をもとに整理した。


チタンカトラリーの選び方

形状で選ぶ

チタン製カトラリーには、大きく2つの形状がある。

① スポーク系(一体型)

スプーンとフォークの機能を1本に統合した形状の総称。すくう・刺すの両方に対応し、荷物を1本に絞れる。重量は12〜16g程度。

一体型には2つのタイプがある。TOAKSのように先端がフォーク形状になっているタイプと、スノーピークのように先端に切り込みが入っているタイプだ。どちらも「スプーン機能が主体・フォーク機能を兼ねる」点では同じカテゴリに属する。

実用上の違いは形状の分類ではなく、「すくう力」と「刺す力」のバランスの傾向差として現れる。先端がフォーク形状のタイプはやや刺す力が強く、先端の切り込みが浅いタイプはスプーン面積が広いぶんすくう動作が安定しやすい。

② スプーン・フォーク 別体

スプーンとフォークをそれぞれ単体で持つスタイル。食材に応じて使い分けられる。パスタや炒め物など「刺す」動作が多い山ごはんをよく作る人に向く。2本分の重量がかかるが、エバニューの単体モデルなら2本合わせて38gに収まる。


重量で選ぶ

カトラリー1本あたりの重量を感覚値で整理すると以下のようになる。

重量帯 水準感 代表的な選択肢
〜15g 超軽量 スポーク系(一体型)
16〜25g 軽量 スプーン・フォーク単体
26〜40g 標準(2本セット) 国内ブランドのセット品

ULを意識するなら20g以下を目安にするとよい。


製品比較(4モデル)

メーカー公式スペックをもとに整理した。

製品 形状 重量 全長 素材 製造
TOAKS Ultralight Titanium Spork スポーク系 12.5g 約162mm チタン
スノーピーク チタン先割れスプーン スポーク系 16g 165mm チタン
エバニュー Ti THE FORK フォーク 18g 182mm チタン 日本製
エバニュー Ti THE SPOON スプーン 20g 175mm チタン 日本製
モンベル チタンスプーン&フォークセット スプーン+フォーク 30g(セット) 165mm チタン

製品詳細

TOAKS Ultralight Titanium Spork(SLV-04)

重量:12.5g。 現時点で入手しやすいチタン製スポークの中で最軽量クラスに位置する。コーティングなしの純チタン製で、素材の性質上、錆びや腐食に強い。

長さ約162mmはやや短めだが、フリーズドライや混ぜて食べるスタイルなら問題にならない。カップ麺や丼系の山ごはんを主に食べる人に向く。汁物を「すくう」は得意、「刺す」はサラダや柔らかい食材向け。


スノーピーク チタン先割れスプーン

重量:16g。 スポーク系カトラリーの中でスプーン面積が広く、汁物・ご飯もの向きの設計だ。先端の切り込みはフォーク機能を兼ねるが、すくう動作が主体となる場面での安定感が高い。

スノーピークは日本ブランドの信頼感と、国内での入手しやすさがある。価格帯もチタンカトラリーの中では控えめだ。


エバニュー Ti THE SPOON / Ti THE FORK

重量:スプーン20g / フォーク18g。 エバニューが発売した日本製の単体カトラリー。全長175mmと4製品中最も長く、深めのクッカーでも底まで届く。

スプーンとフォークを別体で持つことで、食材に応じた使い分けが可能になる。2本セットで38gと、スポーク1本より重くなるが、食事の幅が広い人には投資に値する。「登山での食事に手を抜きたくない」という方向性のギアだ。

日本製という点は、品質の均一性という観点でひとつの安心材料になる。


モンベル チタンスプーン&フォークセット

重量:セット30g。 スプーンとフォークのセットとして手軽に揃えられる定番品。カラビナ付きで、ザックや装備に吊るして携行できる。

2本セットで30gという数値は、スポーク2本分より重いが、別体の利便性とのトレードオフだ。初めてチタン製カトラリーを選ぶ場合や、スプーン・フォークを別々に使いたいが重量はまとめて抑えたい場合に向く。


どれを選ぶか

使い方・優先事項 推奨
最軽量を追求したい(UL) TOAKS Ultralight Spork(12.5g)
1本完結・汁物中心・日本ブランドで選びたい スノーピーク チタン先割れスプーン(16g)
日本製・スプーンとフォークを別々に使いたい エバニュー Ti THE SPOON / Ti THE FORK
セットでまとめて揃えたい・初めての1本 モンベル チタンスプーン&フォークセット(30g)

重量だけで見れば、TOAKS Ultralight Spork一択になる。ただし「山での食事に何を食べるか」によって、正解は変わる。

汁物中心・フリーズドライ主体であれば、スポーク1本で十分だ。炒め物・パスタ・固形食材を多く食べるなら、フォーク単体があると快適さが変わる。エバニューの単体モデルは、その分岐を後から選べる設計でもある。


まとめ

製品 重量 こんな人に
TOAKS Ultralight Spork 12.5g 1gでも削りたい。フリーズドライ中心
スノーピーク チタン先割れスプーン 16g 1本完結・汁物中心・日本ブランドを選びたい
エバニュー Ti THE FORK / SPOON 18g / 20g 日本製で別体を揃えたい
モンベル チタンスプーン&フォークセット 30g(セット) セットで手軽に揃えたい

チタンカトラリーの選択肢は、価格差が大きくない。最軽量のTOAKS Ultralight Sporkと、エバニューのフォーク+スプーン2本の差は25.5g。ペットボトルのキャップ1個分にも満たない。だからこそ、重量より「どう使うか」で決める方が納得感が高い。


※スペック情報の出典:

TOAKS Ultralight Titanium Spork SLV-04(2026年4月確認)

スノーピーク チタン先割れスプーン(2026年4月確認)

エバニュー Ti THE SPOON(2026年4月確認)

エバニュー Ti THE FORK(2026年4月確認)

モンベル チタンスプーン&フォークセット 公式(2026年4月確認)


使用・参考ギア一覧

TOAKS Titanium Ultralight Spork SLV-04

スノーピーク(snow peak) チタン 先割れスプーン SCT-004 超軽量 キッズ バックパッカー




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