
はじめに
標高2,300mに広がる涸沢カール。
岩と雪渓に囲まれたダイナミックな景観は、登山者の憧れの地。紅葉の名所として知られていますが、今回は「夏の涸沢」に1泊2日のテント泊で挑戦します。
実は、私自身も涸沢は初めて。
テント泊もまだ慣れているとは言えず、「何を持っていけばいい?」「夏でも寒い?」「初心者でも大丈夫?」と、準備段階から不安と疑問がたくさん。
この記事では、そんな初めての涸沢カール登山に向けて、実際に準備したことをまとめています。
装備選び、食料計画、ルートの特徴、事前準備まで、抜けなく整理できるように構成しました。
これから涸沢を目指す方、テント泊に挑戦してみたい方の参考になれば嬉しいです。
次回は登山当日の記録も公開予定です。
目次
涸沢カール1泊2日|登山準備とルート概要
「涸沢でテント泊してみたい」
そう思ったときにまず必要なのは、“準備の全体像”です。
初めての涸沢テント泊に向けて、登山計画・ルート・必要な手続きなど、出発前に知っておきたい準備事項をまとめました。
私が実際に使用している装備一式の詳細はこちら↓
チェックリスト付きなので忘れ物確認にも使用できます。
登山計画|1泊2日のモデルプラン
| 日程 | 行程 | 所要時間(目安) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1日目 | 上高地 → 横尾 → 涸沢カール | 約6〜7時間 | 標高差約800m、テント泊 |
| 2日目 | 涸沢 → 横尾 → 上高地 | 約5〜6時間 | 下山・温泉・バス移動など |
- 総距離:約30km(往復)
- 難易度:中級(体力は必要だが、技術的には比較的安全)
- 出発地点:上高地(標高約1,500m)
- テント場:涸沢カール(標高約2,300m)
この行程をベースに、装備・食料・アクセス・登山届などの準備を進めていきます。
ルート概要
上高地〜横尾(約10km)
- 梓川沿いの平坦な道。登山というよりロングハイクに近い
- 明神池・徳沢など、休憩ポイントが多く安心
- 体力温存のため、早朝出発がおすすめ
横尾〜涸沢(約5km)
- 本谷橋を過ぎると登山道らしくなり、岩場や沢沿いの道に変化
- 最後の1時間は急登+岩場が続くため、ペース配分が重要
- 登山靴・トレッキングポール・水分補給が準備の鍵
テント泊の準備ポイント
- テント場は予約不要・先着順(混雑期は早めの到着が安心)
- 利用料:1人1泊2,000円(2025年時点)
- 水場・トイレあり(涸沢ヒュッテ横)
- 地面は石が多いため、グランドシート+厚めのマットが必須
- テント泊装備は「軽さ・防寒・快適性」のバランスが重要
登山届・アクセス・事前手続き
- 登山届:WEB または現地提出(私はヤマップで提出しました)
- アクセス:松本駅 → 上高地(バス約1.5時間)
- 松本駅 → 上高地 :バス片道料金 4,450円
- バスは早朝便が人気。事前予約が推奨
- バス時刻・駐車場・下山後の温泉なども事前に調べておくと安心
- マイカーの場合は、さわんど駐車場に車を停めてそこからバスで上高地へ
- さわんど駐車場→上高地:バス片道料金 1,500円
松本駅 → 上高地↓
さわんど駐車場→上高地↓
装備リスト
初めての涸沢カールでのテント泊に向けて、実際に準備した装備をまとめました。
「何を持っていけばいい?」「どんな基準で選べばいい?」という疑問に答える形で、選定ポイントも併せて紹介します。
基本装備
| アイテム | 選定ポイント | 備考 |
|---|---|---|
| ザック(40L) | テント泊装備が収まる容量。背負いやすさ重視 | 背面調整・雨蓋収納が便利 |
| 登山靴 | 岩場対応のミドル〜ハイカット | 横尾〜涸沢は岩が多い |
| レイヤリング | 夏でも朝晩は冷える。防風・防寒を意識 |
行動着+ソフトシェル+ ダウン |
| 雨具 | 天候急変に備えて必携 | ゴアテックス推奨 |
| ヘッドライト | 夜間の移動・テント内で使用 | 予備電池も忘れず |
| 地図アプリ | YAMAPなど | 登山届提出にも活用 |
テント泊装備
| アイテム | 選定ポイント | 備考 |
|---|---|---|
| テント | 軽量・耐風性・設営しやすさ | モンベル ステラリッジ2など |
| シュラフ | 夏用でも涸沢は冷える。快適温度5℃以下推奨 | ダウン or 化繊 |
| マット | 地面が石だらけ。厚みと断熱性が重要 | テント場でコンパネを借りることができる(先着順) |
| グランドシート | テント底の保護+防水 | テントサイズに合わせる |
| バーナー・クッカー | 軽量・安定性・風防付きが安心 | SOTOなど |
| 水ボトル | 水場はあるが、念のため浄水器もあると安心 | 1.5〜2L携行推奨 |
その他あると便利な装備
- モバイルバッテリー(写真・地図アプリ用)
- トレッキングポール(涸沢までの岩場で活躍)
- サンダル(テント場での足休め)
- 保険証・エマージェンシーシート・ホイッスルなど
装備選びのポイントまとめ
- 「軽さ・防寒・快適性」のバランスが重要
- 涸沢は標高が高く、夏でも朝晩は冷える
- 岩場が多いため、足元・寝具の快適性が登山の満足度に直結する
- 初めてのテント泊でも「安心して眠れる」装備を優先
食料・栄養計画
涸沢カールでのテント泊に向けて、1泊2日の食料計画を立てました。
「軽くて美味しい」「調理が簡単」「栄養バランスが取れている」ことを重視しています。
| タイミング | メニュー例 | 選定ポイント | 備考 |
|---|---|---|---|
| 登山前(朝) | おにぎり+味噌汁 | 消化が良く、腹持ち◎ | 宿泊地で準備 or コンビニ |
|
行動食 (登山中) |
ナッツ・ドライフルーツ・ようかん | 高カロリー・手軽・個包装 | ザックのポケットに分散 |
|
テント場 (昼・夕) |
カレーメシ ラーメン |
湯煎・お湯だけで調理可能 | 風が強いので風防必須 |
|
テント場 (朝食) |
グラノーラ 味噌汁 |
軽量・温まる・水分補給 | 水場で水を確保しておく |
|
下山後(昼) |
徳沢園のソフトクリーム🍦 | ご褒美・糖分補給 | 下山モチベーションに◎ |
食料パッキング例

材料

小分けパッキング後
事前準備とチェックリスト
涸沢テント泊に向けて、出発前に確認しておきたい準備項目をチェック形式でまとめました。
各装備の詳細はこちら↓
まとめ
装備や食料は整ったでしょうか。これをベースに、季節や食事のスタイルによって自分仕様にアレンジしてもらえればと思います。
次回予告
実際に涸沢カールに行く予定なので、登山当日の記録を公開予定です。
インスタアカウントはこちら↓
ではでは。